先ずは電解研磨されたアルミキャップと、電解研磨を行っていないアルミキャップの違いをご覧ください。

電解研磨と化学研磨の違い

電解研磨について、ご説明いたします。

アルマイトで光沢を出す際に行う前処理として、2つあります。その違いは電気で研磨を行うか薬品で研磨を行うか

1電解研磨 電解液に浸漬し、電流を流して金属表面を溶解させることで平滑な面とする方法です。電流を流している間は、研磨され続けます。

2化学研磨 化学薬品に浸漬し、金属表面の凹凸を溶かして平滑にする方法です。 処理が進むにつれ、溶解の具合が変わる為長時間の処理が出来ません。

つまり化学研磨の研磨時間は限られている為、電解研磨の方が光沢は勝るということが分かります

以下の、電解研磨の例をご覧ください。

画像の左側が電解研磨を行ったアルミキャップ。右側は前処理の行っていないアルミキャップです。プレスの生地目が無くなり、微細な傷が電解研磨により消える為、鏡面となっています。こちらのように純度の高い純アルミであれば、鏡面となり、奥行きのある光沢を得ることができます。

左・着色アルマイト 右・電解研磨後の着色アルマイト

鏡面の比較(電解研磨・白アルマイト)

クロムフリーの電解研磨は、電研の独自技術です。

近年まで、アルマイト前処理にて光沢を出す際は、どこの企業も電解研磨を使用しておりました。電解研磨を行うには六価クロムを使用しなければなりませんでしたが、環境上の規制で六価クロムの使用が禁止されました。また、その規制が強化され続け、化学研磨という方法に方向転換する企業が相次ぐ中、弊社では環境面でも問題のないノンクロムでの電解研磨ができないかと新技術を考案し続けました。結果、長い歳月をかけまして電解研磨のクロムフリー化に成功いたしました。

電解研磨が開発されるまでのヒストリーを
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