ダブルアルマイトで出来る2色表現。

大阪市24区のアルミプレートのように文字は光沢を出し、背景はマットな質感にするなどのツヤ感を変えることもできます。

ダブルアルマイトの工程について

ダブルアルマイトって?

先ずは1度目のアルマイトを行い、残したい部分だけにマスキング剤を塗ります。その後、1度目のアルマイトを剥離して、もう一度アルマイト皮膜をつける加工技術です。 その結果、2色の異なった色を入れることができます。

ダブルアルマイトの工程説明

まずは図のようにアルミ板に、1回目のアルマイト処理を施します。 こちらの画像ではアルミ板に青色で染色したアルマイト被膜がついているとイメージしてください。

1度目のアルマイトの工程をすべてを終えると、マスキングを行います。 こちらの画像では、黒色のマスキング部分が後に残る部分となります。 マスキングのされていないアルマイト被膜は次の工程で剥がれてしまいます。

1回目のアルマイトを剥離する。 ・・・1回目のアルマイト被膜 1度目のアルマイト被膜を剥離することで、マスキングされていない被膜は 剥がれてなくなります。 次に、2度目のアルマイト処理を行います。

2度目のアルマイト処理を行い、黄色の着色を行います。 マスキングされた以外の場所に黄色が入り、柄ができた状態になります。 次の工程でマスキングを剥がします。

マスキングを取り除くと、青色と黄色のダブルアルマイトが完成します。

電研独自のダブルアルマイトがこちら。

グラデーションアルマイトを行い、ダブルアルマイトを施した製品です。